本郷台整形外科クリニック
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骨粗しょう症治療

骨粗しょう症

骨密度測定について
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骨粗鬆症とは

骨粗しょう症は、骨量(骨の質量、カルシウムやコラーゲンなど)が減少した結果、骨がスカスカになることで、骨が脆くなる状態です。

原因

  • カルシウムやタンパク質といった栄養素の不足
  • 運動不足
  • 喫煙や飲酒
  • 偏食や過度なダイエット
  • 閉経後のホルモンバランスの変化(エストロゲンの減少)

骨粗鬆症によって困ることは

少しの衝撃でも骨が折れやすくなり、「骨折リスク」が高くなります。
骨折することでから「要介護状態」になるケースもあり、生活の質が下がります。

転んだ際に骨折を起こしやすい部位

  • 手首(橈骨遠位端骨折)
  • 背骨(胸椎、腰椎圧迫骨折といった脊椎の骨折)
  • 股関節(大腿骨近位部骨折)

特に背骨や股関節の骨折は歩行が困難になり入院や手術治療を要することが多いです。骨折治療のレベルは近年飛躍的に向上しております。しかし脊椎の骨折や股関節の骨折の場合、手術した後のリハビリにかかる時間に個人差があり、患者さんによっては骨折前の状態に戻ることは決して容易ではありません。

骨粗鬆症にかかっている患者数

現在1300万人と言われ、高齢化が進むにつれて増えていると思われる。
性別では、圧倒的に女性が多い。

骨粗しょう症

診断

骨密度検査

DEXA法(デキサ法)により腰椎と大腿骨の骨密度を調べます。
現在のところ、最も信頼性が高い検査法です(大学病院にあるような設備)
※DEXAはDual-Energy X-ray Absorptiometry(二重エネルギーX線吸収)の略です

この検査では、若年者(腰椎は20~44歳、大腿骨は20~29歳)の平均骨密度を100%とした場合に、骨密度がどれだけ(何パーセント)あるかを測定します。
このパーセントをYAM値といい、70%以下を骨粗しょう症とします。

血液検査

骨の新陳代謝の程度を見ます。また、骨粗しょう症を他の病気と区別するためにも行います。

以上の結果を踏まえ、診断と治療方針を決定します。

骨折のリスクは専門的治療や生活改善で減少する

骨量は骨密度(単位体積あたりの骨量)とも言われ、20~30歳頃の若い時期をピークに加齢と共に減少し、骨粗しょう症と言われる状態になります。
骨量の減少による自覚症状というものはなく、気づいた時には、背骨が体の重みでつぶれたり、背中や腰が曲がったり・痛んだり、変形による圧迫骨折を来たしたり、ちょっとした転倒で骨折するといった事態を引き起こしていたということもあります。なかでも足の付け根の骨(大腿骨近位部)を骨折すると、体を支える機能が損なわれてしまうため、要介護状態にもなりかねません。
しかし、専門的な治療や適切な生活改善を行えば、骨密度の減少を改善し、骨折リスクを大幅に減少させることが可能です。

60歳になる女性は積極的に検査を

骨粗しょう症は、高齢の女性を中心に年々増加の一途をたどっています。
増加の要因として、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が低下する更年期以降に特に多く見られることが挙げられます。エストロゲンには、骨の新陳代謝に際して骨吸収を緩やかにし、骨からカルシウムが溶け出すのを抑制する働きがあります。閉経により、このエストロゲンの分泌量が減少していきますと、骨吸収のスピードが速まるため、骨形成が追いつかず、骨がもろくなっていきます。そのため、閉経を迎える50歳前後から骨量は急激に減少し始めるのです。自覚症状が現れにくいこともありますので、少なくとも60歳なる前に骨粗しょう症の検査を一度お受けになるよう、お勧めいたします。
このほかにも、偏食や極端なダイエット、喫煙や過度の飲酒なども骨粗しょう症の原因と考えられており、最近は高齢の女性だけでなく、若い女性の骨粗しょう症も問題視されています。

骨粗しょう症の治療

骨粗しょう症の治療は、薬による骨密度の改善と、食事による栄養素の摂取、運動療法による転倒、骨折の予防が行われます。
 薬には内服薬や注射薬があり、骨粗しょう症のタイプと個々の皆さんのライフスタイルを考慮して選択してまいります。

食事療法

骨粗しょう症の治療や予防に必要な栄養素は、骨の主成分であるカルシウムやたんぱく質、および骨のリモデリング(代謝回転)に必要なビタミンD・Kなどです。

運動療法

骨を丈夫にするには、運動による体重負荷をかけることが大切です。さらに筋肉を鍛えていくと体をしっかりと支えられるようになるほか、バランス感覚も向上して転倒防止にもつながります。骨量を増やすには、激しい有酸素運動は必要ありません。散歩ほどの運動でも十分効果がありますので、可能であれば毎日、あるいは週に数回でも、長く続けていくことが大切です。

薬物療法

病状が進んだケースでは、食事療法や運動療法に併せて薬物療法も行います。
骨粗鬆症の治療薬には、骨を強くし、骨折しにくくなるための薬がたくさん登場しています。
それは骨が作られることを促すものや、骨が壊されることを抑えるものなどで、飲み薬や注射薬で様々です。 また骨粗鬆症に伴う腰痛などの痛みを抑える薬もあります。DEXA法による結果や、または血液検査も適宜行い それぞれの患者さんにあった薬(ライフスタイルも含めて)を十分に検討しご提案してまいります。

治療開始後は、治療効果判定として定期的に骨密度検査や骨代謝マーカー値等の評価を行ってまいります。

最後に

病状や治療方針について、思うことなら何でも遠慮なくご質問ください。みなさんに合った治療法について、丁寧にわかりやすくご提案します。